2012年05月18日

FUN TO DRIVE,AGAIN.

トヨタ、米アラバマ工場でエンジンの生産能力を増強

  トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)のアメリカにおける生産事業体Toyota Motor Manufacturing, Alabama, Inc.(以下、TMMAL)は、3.5L V型6気筒2GRエンジンの需要拡大に伴い、2014年3月より新たに生産を開始する。本エンジンの生産能力は年産約21.6万基で、これによりTMMAL全体のエンジン生産能力は、現在の年産約50.6万基から約72.2万基となる。
  これに伴う投資額は、建屋新設への投資も含め約8,000万ドル、新規雇用は125名を予定している。

  現在、北米における2GRエンジンの生産は、Toyota Motor Manufacturing, Kentucky, Inc.とToyota Motor Manufacturing, West Virginia, Inc.で行っており、カムリ、ハイランダー、アバロン等に搭載されている。

  トヨタは「需要のあるところで生産する」という考え方のもと、今後も現地生産を推進していく方針である。
<ご参考>TMMAL概要(2012年5月時点)
会   社   名 Toyota Motor Manufacturing, Alabama, Inc.
所   在   地 アラバマ州マディソン郡
敷 地 面 積 約80万平方メートル
社        長 Jim Bolte(ジム・ボルティ)
設        立 2001年6月
生 産 開 始 2003年4月
生 産 機 種
(生 産 能 力)
直列4気筒エンジン(約21.6万基/年)
V型6気筒エンジン(約14.6万基/年)
V型8気筒エンジン(約14.4万基/年)
従 業 員 数 約1,020名

以上