トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)のアメリカにおける生産事業体Toyota Motor Manufacturing, Alabama, Inc.(以下、TMMAL)は、3.5L V型6気筒2GRエンジンの需要拡大に伴い、2014年3月より新たに生産を開始する。本エンジンの生産能力は年産約21.6万基で、これによりTMMAL全体のエンジン生産能力は、現在の年産約50.6万基から約72.2万基となる。 これに伴う投資額は、建屋新設への投資も含め約8,000万ドル、新規雇用は125名を予定している。 現在、北米における2GRエンジンの生産は、Toyota Motor Manufacturing, Kentucky, Inc.とToyota Motor Manufacturing, West Virginia, Inc.で行っており、カムリ、ハイランダー、アバロン等に搭載されている。 トヨタは「需要のあるところで生産する」という考え方のもと、今後も現地生産を推進していく方針である。 |
<ご参考>TMMAL概要(2012年5月時点) |
会 社 名 | Toyota Motor Manufacturing, Alabama, Inc. |
所 在 地 | アラバマ州マディソン郡 |
敷 地 面 積 | 約80万平方メートル |
社 長 | Jim Bolte(ジム・ボルティ) |
設 立 | 2001年6月 |
生 産 開 始 | 2003年4月 |
生 産 機 種 (生 産 能 力) |
直列4気筒エンジン(約21.6万基/年) V型6気筒エンジン(約14.6万基/年) V型8気筒エンジン(約14.4万基/年) |
従 業 員 数 | 約1,020名 |
以上