2012年05月08日

FUN TO DRIVE,AGAIN.

トヨタ自動車、米ケンタッキー工場でエンジンの生産能力を増強

  トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)のアメリカにおける生産事業体Toyota Motor Manufacturing, Kentucky, Inc.(以下、TMMK)は、2.5L直列4気筒ARエンジンの需要拡大に伴い、2013年8月までに、本エンジンの生産能力を年産約10万基増強する。これにより、TMMK全体のエンジン生産能力は、現在の年産約44万基から約54万基となる。これに伴う投資額は、サプライヤーなどにおける関連投資も含め、約3,000万ドル、新規雇用は約80名を予定している。

  現在、北米におけるARエンジンの生産は、TMMK、Toyota Motor Manufacturing, Alabama, Inc.で行っており、カムリ、RAV4、ハイランダー、シエナ、ヴェンヅァに搭載されている。今回、ARエンジンの需要拡大を受け、TMMKでの生産能力を増強することとした。
  トヨタは「需要のあるところで生産する」という考え方のもと、今後も現地生産を推進していく考えである。

  <TMMK概要> (2012年4月時点)
会社名 Toyota Motor Manufacturing, Kentucky, Inc. (TMMK)
トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ケンタッキー
所在地 ケンタッキー州 ジョージタウン市
社 長 Wil James(ウィル・ジェームス)
設 立 1986年1月
生産品目 ・車両:アバロン、カムリ、カムリハイブリッド、ヴェンヅァ
・エンジン:2.5L 直列4気筒(2AR)、3.5L V型6気筒(2GR)
生産能力 車両:約50万台/年、エンジン:約44万基/年
従業員数 約6,600人

以上