2012年04月20日

FUN TO DRIVE,AGAIN.

トヨタ博物館 第23回 クラシックカー・フェスティバルを開催

  トヨタ自動車(株)の文化施設であるトヨタ博物館(愛知県長久手市)では、クラシックカーファン醸成を通じた自動車文化の継承、ならびに地域との連携を深めることを目的としたイベント「クラシックカー・フェスティバル」を5月27日(日)に開催する。

  恒例の一般参加のクラシックカー約100台による公道パレードや展示のほか、1912年に生産され史上初のスポーツカーと言われる「イスパノスイザ アルフォンソXIII」など当館所蔵車両の走行披露も行う。
  その他、本年1月に施行された長久手市制を記念したPRステージやブース、人気車両「デロリアン」などの乗車撮影会、交通安全ゾーンなど、多彩なイベントも展開する。

  またココロハコブプロジェクトの一環として「東日本大震災」支援募金やチャリティマーケットを行い、その売り上げを、長久手市を通じて日本赤十字社に義援金として寄付する。

  開催概要は、以下のとおり。
  (1) 日      時 5月27日(日)9:30~16:00(入場無料)
雨天決行(但し、天候等 諸事情によりプログラムが変更となる場合あり)
(2) 会      場 愛・地球博記念公園(モリコロパーク) 大芝生広場ほか
(3) 参加車両 約110台
<内訳> ・一般参加車両 約100台
  ・当館所蔵車両 10台
  (4) 内      容
  クラシックカーパレード&展示(1982年以前の日米欧の一般参加車両 約100台)
公道パレード(長久手市内約14キロのコース・9:30~11:00)
愛・地球博記念公園 北駐車場~トヨタ博物館前~杁ケ池交差点~はなみずき公園~
長久手市役所~長久手温泉ござらっせ~愛・地球博記念公園 大芝生広場

沿道の「はなみずき広場」と「長久手温泉ござらっせ」では抽選会を実施(9:00から抽選券付パンフレット配布/抽選会はパレード終了後から12:00まで/各先着300名)
クラウンRS21型(1960年・トヨタ博物館所蔵)が先導車として走行
大芝生広場での展示(11:00~15:30)
オーナーインタビュー:(①12:45~13:15、②14:30~15:00)各回5人
*当社が本年創立75周年を迎えるのを記念し、1回目はトヨタ車を所有される5人が登場。
  トヨタ博物館 所蔵車両の展示&走行披露(詳細は別紙参照)
大芝生広場での展示(9:30~16:00)
走行披露と学芸スタッフによる解説(12:00~12:30、14:00~14:30)
記念乗車撮影コーナー(9:30~16:00)デロリアン、T型フォード
同乗試乗会(12:30~13:00、13:30~14:00、14:30~15:00) ロールスロイスコーニッシュ他
  東日本大震災支援ブース(9:30~16:00)ココロハコブプロジェクトの一環として実施
東日本大震災義援金募金:200円以上募金された方先着2000名にピンバッジ進呈
チャリティマーケット:オーナー提供の自動車関連アイテムなどによるバザー
  長久手市PR事業
長久手市PRステージ(11:30~11:50) :長久手歴史トラベラーズ等が出演
公道パレード:長久手歴史トラベラーズがサポートカーに同乗、パレードを応援
長久手市PRブース
「長久手歴史トラベラーズ」長久手の歴史と観光スポットをPRする武将隊
  その他
交通安全啓発活動(自転車安全クイズ、シートベルトや反射材の効果体験 等)
リニモ新緑ウォーキング(スタート時間:9:30~11:30)
はなみずき駅から公道パレードと一部同じルートで愛・地球博記念公園にゴール。
ゴールした方先着2000名様にピンバッジ進呈
マーケットゾーン
この日発売開始のトヨタ博物館所蔵車両の「車両走行映像集(DVD)」など博物館グッズが買える「ミュージアムショップ」や、長久手市内の飲食店などが出店。
 
(6)
交通案内
  当日は、リニモ等の公共交通機関をご利用の上、お越しください。
リニモ利用者への特典
リニモ「愛・地球博記念公園駅」改札口で配布(8:30~16:00)する「乗車証明書」を、愛・地球博記念公園大芝生広場のインフォメーションか、トヨタ博物館本館受付にご提示いただくとトヨタ博物館当日無料ご招待券をプレゼント。
長久手市内無料巡回バス
長久手市内3箇所のバス停を9:00~17:00の間、15分間隔で運行。
*バス停 ... 愛・地球博記念公園駅、長久手温泉ござらっせ、トヨタ博物館
  (7) 後援・協賛等
  ・後 援: 愛知県、長久手市、愛知県教育委員会、長久手市教育委員会、長久手市観光交流推進会議
  ・協 賛: 財団法人愛知県都市整備協会、愛知高速交通株式会社、長久手温泉ござらっせ・あぐりん村
  ・協 力: 公益財団法人豊田市文化振興財団 豊田市ジュニアマーチングバンド、長久手市商工会

  ※詳細はトヨタ博物館ホームページ参照 http://www.toyota.co.jp/Museum/index-j.html
※トヨタ博物館公式facebookページ(4月20日オープン)でも一般参加車両の紹介等を行う。

以上

<別紙資料>
  パレード先導車
クラウン RS21型
(1960・日本)
1955年(昭和30年)に発売された初代クラウンは、マイナーチェンジで、外観がよりシャープなデザインとなった。リアスタイルは当時流行したテールフィンのスタイルが取り入れられている。室内では計器盤も変更され、エンジン出力も当初の48馬力から58馬力に向上した。RS21型はデラックス版で高級感あるグリルとサイドモールが採用されている。
  走行披露車両
車両名(年式・国名) 特   徴
イスパノスイザ アルフォンソXIII
(1912・スペイン)
1910年のレースで初優勝した車をベースに市販され、時のスペイン国王アルフォンソXIII世に気に入られ“アルフォンソXIII”という名をつけることになった。
優れた性能や軽快な操縦性から史上初のスポーツカーと言われている。
コード フロント ドライブ モデル812
(1937・アメリカ)
「変わった車は売れる」と言う販売哲学をもった若き実業家エレット・コードの名を冠した車。FF方式、電気式バキュームギアチェンジ、格納式ヘッドライトなど先進的なメカニズムを備えており、西洋の棺おけに似た特徴的なボンネット形状をしている。
ブガッティ タイプ57C
(1938・フランス)
ブガッティのロードモデルの中で最も優れたツーリングカーで、アルミ製ツインカムエンジンの完成度、俊足に加え、実用性、優雅さ、上品さは当時、他に類をみないといわれた。
トヨダAA型乗用車
(1936・日本)
トヨタ自動車初の生産型乗用車として誕生。当時流行のストリームラインをいち早く採り入れ、理想的な前輪荷重や優れた乗り心地を実現するなど、極めて先進的であった。
フライングフェザー
(1955・日本)
設計者、富谷龍一氏の「最も経済的な車を」という思想を具体化した超軽量車。極めて合理的なスタイリングや、必要最小限のメカニズムを持つ、機能的なトランスポーターとしての野心作であった。
  記念撮影車両
デロリアンDMC-12
(1982・米)
元GM副社長のジョン・デロリアンが企画。シャシーはロータス、スタイリングはイタル・デザインが担当し、エンジンはルノー/プジョー/ボルボ共同開発のV6エンジンを搭載。ボディ表面はステンレス・スチールパネル。映画 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』 でタイムマシンとして登場し一躍有名になった。1980年から約8000台作られた。
T型フォード(ツーリング)
(1914・米)
1908年から1927年の19年間で約1500万台作られたT型の中でも最も人気のあったボディタイプ。アメリカ南部に合わせた広いトレッドが特徴。
  同乗試乗会車両
ロールスロイス・コーニッシュ
(1991・イギリス)
当時のロールスロイス社の主力車種である、シルバーシャドウをベースとした2ドアのコンバーチブルで、ロールスロイス傘下のコーチビルダーで手造りされた車。名前のコーニッシュは、南フランスの海岸道路の名前で、世界の王侯貴族や富豪がバカンスをリゾートで過ごす時のために造られたような超高級パーソナルカー。同型のものは、平成5年の皇太子殿下御成婚記念パレードで使用された。
メガクルーザー・JAF仕様車
(1996・日本)
災害時の救援や人命救助などの業務用途を目的とし、1996年に発売された多目的車。総生産台数は132台。このJAF仕様車は災害対策指揮車。
ジープニー
(1990・フィリピン)
フィリピンで庶民の足として親しまれている小型乗合バスで、第二次大戦後米軍が残したジープを改造してつくられたのがスタート。人目を引く派手な彩色とデコレーションが特徴。定期便で運行され、利用者は路線上どこでも乗降できる。
<雨天の場合は一部車両が展示されない場合があります>

以上