2012年04月09日

トヨタ自動車株式会社
豊田通商株式会社

トヨタ、エジプトでSUV組立のラインオフ式を実施

  トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)と豊田通商(株)(以下、豊田通商)及びエジプトの現地販売代理店であるToyota Egypt S.A.E.(以下、トヨタエジプト)の合弁会社であるToyota Motor Engineering Egypt S.A.E.(以下、TMEE)は、現地時間4月9日(月)10時半(日本時間17時半)より、車両組立委託先であるArab American Vehicle Co.(以下、AAV社)の工場にて、SUV「フォーチュナー」組立のラインオフ式を実施した。

  式典は、エジプト・アラブ共和国のマフムード・イーサ通産大臣、ファイーザ・アブルナーガ計画・国際協力大臣、モハメド・カメル外務大臣など政府からの来賓、アラブ工業化機構のハムディ・ワヒバ会長、AAV社のフセイン・ムスタファ会長、TMEEの柳伸治社長、トヨタエジプトのアーメド・モンセフ社長、豊田通商の加留部淳社長、トヨタの井上尚之専務役員など、多数の関係者出席のもと行われた。

  席上で豊田通商の加留部社長は、「トヨタの部品製造に関する基準を満たすために各サプライヤーの皆様には数々のチャレンジをお願いした。このチャレンジ無くしてこの組立プロジェクトは実現できなかった。」と語り、トヨタの井上専務役員は、「地元政府およびサプライヤーの皆様など関係者の方々には、プロジェクト当初から多大なご支援ご尽力を 賜り、心より感謝申し上げたい。エジプトは大変ポテンシャルのある市場の一つ。エジプトの自動車産業に寄与し、経済の発展に貢献できるよう努めていきたい。」と述べた。

  AAV社での「フォーチュナー」の組立は年間3,000台程度を計画している。TMEEは、SUV「フォーチュナー」の組立委託を行うとともに、車両の品質管理、需給管理、物流等のマネジメントを行っていく。

  トヨタは1979年からトヨタエジプトを通じ、同国への輸出・販売を開始し、昨年は約1万台の車両を販売した。

<ご参考>TMEE概要
会社名 Toyota Motor Engineering Egypt S.A.E.
設立 2011年 6月
所在地 エジプト・アラブ共和国 カイロ市
代表者(社長) 柳 伸治
資本金 8百万USドル
株主構成 トヨタ自動車:40%、豊田通商40%、トヨタエジプト20%
業務内容 組立委託、車両品質管理、需給管理、物流等のマネジメント
従業員数 11名 (2012年4月9日現在)

以上