トヨタ自動車(株)の文化施設であるトヨタ博物館(愛知県長久手市)では、4月21日(土)から7月1日(日)まで、浅井貞彦写真展「60年代 街角で見たクルマたち~懐かしい昭和の時代へタイムスリップ~」を開催する。 今回は、60年以上自動車を撮影し続けているアマチュア・カメラマン浅井貞彦氏の写真コレクション約1万3千点の中から、1950年代後半~1960年代に撮影された写真約300点を、テーマごとに5つのゾーンに分け、車両4台とともに紹介する。 また、写真展連動イベントとして「クルマ写真コンテスト」及び「昔のカメラでトヨタ2000GTを撮ろう」を開催する。なお、5月20日には「浅井貞彦×高島鎮雄(モータージャーナリスト)トークショー」を開催する。 その他、4月28日(土)から5月6日(日)には、「ゴールデンウィークイベント2012」として工作教室を開催する。 なお、4月14日(土)から22日(日)は、開館23周年謝恩ウィークとして入館料が半額となる。 写真展、イベントの概要は以下のとおり。 1.浅井貞彦写真展「60年代 街角で見たクルマたち ~懐かしい昭和の時代へタイムスリップ~」 (1)期 間 : 4月21日(土)~7月1日(日) (2)場 所 : トヨタ博物館 本館2階 特別展示室 (3)内 容 : 下記写真約300点を5つのゾーンに分け、車両4台とともに展示 |
ゾーン | 写真点数(予定) | 展示車両 |
街角の新車たち | 114点 | |
街角のアメリカ車たち | 50点 | フォードマスタングハードトップ(1964) |
街角のヨーロッパ車たち | 55点 | シトロエン DS19(1958) |
街角の国産車たち | 38点 | プリンススカイラインデラックス(1960) |
街角の珍車たち | 39点 | トヨペットカスタムスポーツ(1960) |
(4)写真展連動イベント |
①「クルマ写真」コンテスト【写真募集】 | ||||||||
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主催:トヨタ博物館、中日新聞社・中日写真協会 《応募方法等、詳しくはホームページにて》 |
②昔のカメラでトヨタ2000GTを撮ろう【事前申込必要】 フィルム式マニュアル一眼レフカメラ(トヨタ博物館で用意)を使って白黒写真を撮影。 後日、館内に写真を展示。 |
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※1)各回 約1時間、1組につきカメラ1台、5組様迄(希望者が多い場合は抽選) 《応募方法等、詳しくはホームページにて》 ③浅井貞彦×高島鎮雄(モータージャーナリスト)トークショー【当日先着順】 ・ テーマ : 「懐かしい昭和・想い出のクルマ」 ・ 開催日 : 5月20日(日) ・ 時 間 : 13:30~15:00(入場受付13:00~) ・ 場 所 : 新館1階 大ホール〈定員120人〉(無料ゾーン) |
(5)後援・協力 |
・ 後 援 : 愛知県教育委員会、長久手市教育委員会 ・ 協 力 : 三樹書房 |
2.イベント「ゴールデンウィークイベント2012」 (1) 期 間 : 4月28日(土)~5月6日(日) (2) 時 間 : 9:30~16:00 (3) 場 所 : 新館1階 大ホール(無料ゾーン) (4) 内 容 |
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(トヨタ博物館のご案内) | ||||||||||||||
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以上
[別 紙] |
<浅井貞彦写真展「60年代 街角で見たクルマたち~懐かしい昭和の時代へタイムスリップ~」> 展示概要 1.浅井貞彦プロフィール 昭和9年(1934年)静岡市生まれ(78歳)。昭和24年(1949年)中学2年生のときから、会社員生活を経て現在にいたるまでの約60年間、自動車を撮り続けているアマチュア・カメラマン。 『浅井貞彦写真集 60年代 街角で見たクルマたち』を監修したモータージャーナリスト高島鎮雄氏は、「浅井氏が撮影した写真は総計6万枚にも及び、一度も中断することなくクルマを撮影しつづけたことが偉業であり、『クルマが街の中で生きた姿の風俗史』を語る上で貴重な写真である」と推薦の言葉を述べている。 〈著書〉 『浅井貞彦写真集 60年代 街角で見たクルマたち』〈ヨーロッパ車編〉、〈アメリカ車編〉、〈日本車・珍車編〉 『浅井貞彦写真集 ダットサン 歴代のモデルたちとその記録』(いずれも三樹書房) 2.展示構成概要 |
(写真点数は予定) |
(1)街角の新車たち | |
◆ 写真 114点 発売後2年以内に撮影された“当時の新車”を1957年~1969年まで1年ごとに紹介。 |
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(2)街角のアメリカ車たち | |
◆ 写真 50点 1950年代~1960年代、デザインがドラマチックに変化したアメリカ車が日本の路上を走っていた様子を紹介。 |
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◆ 車両 フォードマスタングハードトップ(1964) ロングノーズ・ショートデッキのスポーティなスタイル、好みに応じて選べる豊富なオプション、割安な価格等で、アメリカで戦後最大のヒットとなった新ジャンルの車。 |
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(3)街角のヨーロッパ車たち | |
◆ 写真 55点 地味だが個々のブランドを主張するヨーロッパ車たち。その中には時代を超えて輝く顔ぶれもある。 |
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◆ 車両 シトロエン DS19(1958) 未来的なスタイルに、窒素ガスとオイルによる革新的なハイドロニューマチックシステムを備え、サスペンションの自動車高調整機能を始め、駆動・操舵・制動系をも制御した。 |
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(4)街角の国産車たち | |
◆ 写真 38点 1950年代、劣勢だった国産車たちだが1960年代に入ると徐々に存在感を増し始めた様子を紹介。 |
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◆ 車両 プリンススカイラインデラックス(1960) 4灯式ヘッドランプ(国産乗用車初)、テールフィンを強調したリアスタイル、多くのクロームメッキ部品などにより高級感を高めた初代スカイラインのマイナーチェンジモデル。 |
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(5)街角の珍車たち | |
◆ 写真 39点 こんなクルマが日本にいたのか! 非常に“珍しい”クルマたちを紹介。 |
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◆ 車両 トヨペットカスタムスポーツ(1960) 初代トヨペットクラウンのシャシーに、極めて斬新なデザインのFRP製ボディを載せた"カスタム"カーで、車高はクラウンより27cmも低い。5台つくられた。 |
以上