2012年02月29日

FUN TO DRIVE,AGAIN.

トヨタ自動車、タイのSTMでエンジン生産能力を増強

  トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)のタイにおけるエンジン生産会社であるサイアム・トヨタ・マニュファクチャリング(Siam Toyota Manufacturing Co., Ltd.、以下、STM)は、アジアにおける需要の高まりに対応する為、2014年初より、カローラ系車両搭載用のZRエンジンの生産能力を、年間約10万基増強することを発表した。これにより、STMの年間生産能力は、約74万基から約84万基となる。

  これに伴う投資額は約140億円、新規雇用は約200名を予定している。
STM製のエンジンは、引き続き、タイ国内に供給すると共に、ベトナム、台湾にも輸出する。

  トヨタは「トヨタグローバルビジョン」において、新興国を重点取組み分野の一つとして位置付けており、車両生産に伴うユニット調達についても、「需要のあるところで生産する」という考え方のもと、今後も一層の現地生産を推進していく考えである。



<サイアム・トヨタ・マニュファクチャリング概要>
会  社  名 サイアム・トヨタ・マニュファクチャリング(Siam Toyota Manufacturing Co., Ltd.)
所  在  地 タイ国 チョンブリ県 アマタナコン工業団地内
代  表  者 村井 茂
生産開始 1989年
従業員数 約3,000人(2012年1月時点)
生産品目 エンジン
生産能力 年間74万基
資本構成 TMC:96%、セメンタイホールディング社:4%

以上