トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)のタイにおけるエンジン生産会社であるサイアム・トヨタ・マニュファクチャリング(Siam Toyota Manufacturing Co., Ltd.、以下、STM)は、アジアにおける需要の高まりに対応する為、2014年初より、カローラ系車両搭載用のZRエンジンの生産能力を、年間約10万基増強することを発表した。これにより、STMの年間生産能力は、約74万基から約84万基となる。 これに伴う投資額は約140億円、新規雇用は約200名を予定している。 STM製のエンジンは、引き続き、タイ国内に供給すると共に、ベトナム、台湾にも輸出する。 トヨタは「トヨタグローバルビジョン」において、新興国を重点取組み分野の一つとして位置付けており、車両生産に伴うユニット調達についても、「需要のあるところで生産する」という考え方のもと、今後も一層の現地生産を推進していく考えである。 <サイアム・トヨタ・マニュファクチャリング概要> |
会 社 名 | サイアム・トヨタ・マニュファクチャリング(Siam Toyota Manufacturing Co., Ltd.) |
所 在 地 | タイ国 チョンブリ県 アマタナコン工業団地内 |
代 表 者 | 村井 茂 |
生産開始 | 1989年 |
従業員数 | 約3,000人(2012年1月時点) |
生産品目 | エンジン |
生産能力 | 年間74万基 |
資本構成 | TMC:96%、セメンタイホールディング社:4% |
以上