![]()


サムネイルをクリックすると画像が拡大します。
トヨタは、PHV(プラグインハイブリッド車)をエネルギーの多様化への対応において現段階では本格的な普及に最も適したエコカーと位置づけている。
PRIUS PLUG-IN HYBRID Conceptは、トヨタ車の駆動用バッテリーとしては、初めてリチウムイオン電池を搭載。家庭用電源などからの外部充電を可能としたPHVのコンセプトモデルである。
PRIUS PLUG-IN HYBRID Conceptは、駆動用のバッテリーがリチウムイオン電池のため、ニッケル水素電池に比べて数倍多くの充電が可能となる。
そのため、EV(電気自動車)としての走行距離がニッケル水素電池のプリウスよりも長くなる。3代目プリウスの燃費性能は38Km/L、PRIUS PLUG-IN HYBRID Conceptは55Km/L以上(目標値)。家庭用電源などからの外部充電により、EVとしての走行距離を長くし、エコカーとしてのメリットを最大限にすることが可能だ。
EVとしての走行距離が長くなれば、当然、二酸化炭素排出量の低減、大気汚染や化石燃料の消費抑制などの環境面でも今までのプリウス以上に期待ができる。
バッテリーの充電時間は、一般家庭用の100Vで約180分、200Vでは約100分。満充電時におけるEVモードでの走行距離は20Km以上を目標値としている。外部からの充電機能を設けることで短距離の移動はEV、中長距離の移動はHV(ハイブリッド)として走行が可能。
つまり、PRIUS PLUG-IN HYBRID Conceptは、「EVとHVのいいとこどり」を実現したクルマなのだ。
今後、経済産業省のモデル事業であるEV(電気自動車)やPHV(プラグインハイブリッド車)の普及を目指す「EV・PHVタウン」にも参画予定ということで、PRIUS PLUG-IN HYBRID Conceptは、トヨタの目指す「究極のエコカー」にまた一歩近づいたコンセプトカーだ。
取材・執筆:村田アツシ
![]()